研磨加工専門工場 チップソー、メタルソー、面取りカッターなど工業用機械の刃物を超高精度で研磨加工し、生産性向上に貢献します。
チップソー メタルソー 研磨,再研磨,加工 東大阪 ソートー鋼業



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電話の先の声
2004/11/30

皆さん、電話の応対ってホント大変だと思いませんか?

つい先日こんな電話を受取りました。

”あーわしや、わしや。うちのんできとる?”

へっ!?わし?と面食らいましたが
私の悪いクセで、自信満々に”わしや。”とおっしゃるお客様に
”失礼ですがお宅様はどちら様?”とは、聞けなかったんです。

結構”わしや。”っておっしゃるお客様多いんですよ。

私は”毎度どうも!!何枚でしたっけ?”とお客様に尋ねながら
じーっとその声に耳を傾けてました。

”5枚や。緑の箱のぶんや。”

頭をフル回転させてあの人じゃないこの人じゃないと考えて、
緑の箱のは昨日仕上げたあれしかない!!と思い、

”できてますよ。山〇さんでしょ?”と、わたし。

”よっしゃ!!今から取りに行くわ。”・・・ガチャ。

(うそっ。ちょっと待って!!)

慌てて出来てるか確認するとやっぱり出来てました。
ほっとして伝票を用意しました。
一時間もしないうちに山〇さんがやってきて、
スーパーカブにくくりつけて颯爽と帰っていきました。

古ーい昔からソートー鋼業に刃物を出してくれてて
”当然わしのこと知っとるやろ。”と思ってらっしゃるお客様に
恥をかかせなくてすんだわとちょっと嬉しかったです。

お客様の声ぐらい覚えなきゃねーと思った一日でした。


大トリは私!・高埜信恵 (メンバー紹介5)
2004/11/1

では有限会社ソートー鋼業最後のメンバーはわたくし日記を担当しております高埜信恵です。

研磨の作業もしてるんですよ!!

自分の手も加わった刃物はどこでどんな風に
使われてるんだろうか、ちゃんと切れてるかしらんと
結構気になるもんです。

納品にこちらから向かう場合もございますので
その時はご指導の程よろしくお願い申し上げます。

さて、数週間に渡って我社の大切なメンバーを紹介して参りました。
5人でこじんまりとやってますが昔ながらの職人の知恵と若い柔軟な考えが
融合してあっと驚く斬新なアイデアが浮かび上がるんです。

おっと!!これはまだ言えない!!

これからドンドン提供していきますよ。
期待してくださいね!!


チームリーダー・高埜社長 (メンバー紹介4)
2004/10/12

長らくお待たせいたしました。

それでは社長の登場です!!

我社のチームリーダーであると共に
家に帰ると3人の子供達の良きパパなんですよ!!

バリバリの勉強熱心さで

以前やってたエレキギターで80〜90年代の
アメリカンロックとUKロックに凝りに凝ってます!!

また

”自分の考えてることを他人に向かって
明晰に表現する能力をしっかり身に付けなければならない。”

ということで

言葉の勉強をそれはもう精力的に頑張ってるんです。

営業にも成果は表れてるんじゃないでしょうか!!


最年小・粉室君 (メンバー紹介3)
2004/9/13

わが社の花形は最年小28歳の粉室君です!

面取りカッターは全て粉室君の手にかかっています。

チップソーの仕上げ外周研磨も3台の機械を
ものの見事に操ってドンドン仕上げていくんです。

実を言うと

社長と一緒にスローアウェイ(使い捨て)チップソーの
研磨の仕方も考案して
大手からも引き合いを取ってるんですよ!!

こんなすごい事やってるのに
当の本人はいつものんびりニコニコ。
でもこれが好かれる秘訣なんですね!!


ベテラン・朝田さん (メンバー紹介2)
2004/9/6

なんとわが社一筋15年の
ベテラン!朝田さんです!!

朝田さんのおかげで
私達職人はほんと働きやすいんです。

各自の仕事の流れに沿って
納期を守る段取りを整えてくれたり

はたまた
研磨し終わった刃物を
出荷できるように保護テープを巻いたりという
仕上げ作業は全て朝田さんの手にかかっています。

私達のお尻をたたいてくれる
お母さん的存在なんですよ!!


ツワモノ・坂本さん (メンバー紹介1)
2004/8/30

今日から数回は、わが社にとって、とっても頼りになる
無くてはならないメンバー達をご紹介します!!

まずは、わが社の最年長坂本さんです。

研磨全般はもちろんのこと
チップソーの腰、歪修正は
横に並ぶ者なしのツワモノです。

なんと府外のメーカーさんからも
うわさを聞きつけ
新品製造時の歪チェック依頼が
ドシドシ来るんです!!

その高度なノウハウを引き継ぐため
社長以下私達も日夜、努力を惜しみません!!


研磨屋も(研磨屋だからこそ)、切磋琢磨せなあかん!
2004/8/23

それはお盆前のことです。

私が週に数回まわっている住宅設備関連会社でこんな事を言われました。

”刃を交換しても一本目からすぐにバリが出てどうにもならん。”

あれっ!?
私が2、3日前に聞いたときは、よう切れてるでえと誉められたのになあ・・・

切れ端を見せてもらうと、家のカウンターや収納ボックスに使用する合板でした。

そこの担当者も複雑な表情でした。

依頼先によって合板の種類もさまざま。
硬さもさまざまでよく切れるものと、すぐに刃が悪くなるもの・・・

中でも、それら合板を一度繊維状に加工してから
ボード状に固めたものがこれやと見せてもらいました。

表面はつるつるで手触りよく、最近壁なんかにも使用されてて
私には到底リサイクル品には見えませんでした!!

でも繊維状のものを固めてるわけやから、ボンドも大量に使っている。

これを切る時一番ナンギなんや。

刃の回転の熱でボンドが溶けて、刃のボディに溶着する。
したがって刃先はとがっているのに切れない。

本当に困ったものだと肩を落としている担当者・・・。

合板材もあの手この手でリサイクルが出回っています。
こういった新しい素材に対応できるよう、われわれ研磨屋も、
研究し、技術やノウハウを進化していかなきゃなあと切に思います。


エンドユーザーの声が聞けない!!
2004/8/1
それは約一ヶ月前のことです。
長い付き合いをしている商社の方から、こんな相談を持ちかけられました。

「鉄切り用の刃をアルミ切り用の刃型に変えてほしい。」

「刃型を変えることは出来ますが、お勧めはできませんよ。」とお応えしました。

鉄用、アルミ用それぞれに応じた刃数があるし、回転数によって刃のボディの腰量もちがいます。
だから刃型を変えても切れないのです。

「それでも何とかやって!!」と商社の方。

状況をお聞きしても、間に中間業者が数件入っていてエンドユーザーが見えてこない。
アルミを切りたいのに鉄切り用刃物が数十枚あって買いなおすのはもったいない。
困ってる。ねえ、どないかしてえなあっ!!というものでした。

私は勝手にはお受けできないので、そこで電話を一旦おき、
話の内容を社長に報告してすぐに先方に電話してもらいました。

「何度もいうようですが切れないと思いますよ。
どうしてもとおっしゃるなら、とりあえず1枚やってみましょう。」
ということになり、納品もすでに終わりました。

あの刃型を変えた刃はどうなったのだろうか・・・
ちゃんと切れてるんだろうかとか・・・
連絡をとってもやはりエンドユーザーの声を聞くことができませんでした。

中間業者が入ることで、ユーザーの生の声がなかなか聞こえてこないのが残念に思います。

アルミと一口に言っても形状や厚み等によって対応が異なります。
切断機の仕様内容や切断する素材のことなど、私たち研磨屋のところまで詳細情報が届けば、
アドバイスも的確に出来るんじゃないかなあと考えます。
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チップソー、メタルソー の再研磨加工 有限会社ソートー鋼業
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